こんにちは、Fa1(ふぁいち)です。
皆様は『不思議の国のアリス症候群』をご存知でしょうか??
字面だけ見ると、なんだが素敵な印象を持たれるかもしれませんが、
これが結構怖い症状なのです。
そんな不思議の国のアリス症候群を実際に発症した私の経験談も交えて、その原因についてを記事にしていきます。
不思議の国のアリス症候群とは?
以下、Wikiより引用です。
不思議の国のアリス症候群(ふしぎのくにのアリスしょうこうぐん、Alice in Wonderland syndrome、AIWS、アリス症候群)とは、知覚された外界のものの大きさや自分の体の大きさが通常とは異なって感じられることを主症状とし、様々な主観的なイメージの変容を引き起こす症候群である。
ということで、不思議の国のアリス症候群とは、
- 発症すると見えている物の大きさが変に見る
- 距離感がおかしく見える
症候群のことです。
ルイス・キャロルの作品である『不思議の国のアリス』内で、薬を飲んだアリスが大きくなったり小さくなったりするエピソードに因んで名付けられたようです。
ちなみに、ルイス・キャロル自身も偏頭痛持ちであったらしく、この『不思議の国のアリス』を発症した実体験をもとに『不思議の国のアリス』を書いたのでは?なんて話もあるみたいです。そうなると『不思議の国のアリス』が先なのか『不思議の国のアリス症候群』が先なのかというパラドックスみたいで面白いですね。
実はこの不思議の国のアリス症候群ですが、私Fa1も発症いたしました・・・。
ある金曜の夜に仕事を終えてソファでテレビを見ていたところ、急に目の焦点が合わなくなりました。
最初は「コンタクトレンズがズレたのかな?」と考えコンタクトレンズも外してみたのですが、改善されませんでした。
そのまま「明日には治ってるだろう」と思い放って置いたのですが、次はテーブルに置いておいたペットボトルの大きさが明らかにいつもより大きく見えました。
さすがに怖くなって、「ものの大きさ 見え方 変」と検索をして、不思議の国のアリス症候群にたどり着きました。
原因
それでは、この不思議の国のアリス症候群の原因について、調べた結果をまとめます。
ただ、私は医療関係については専門外ですので、あくまで素人知識としてお読みいただけますと幸いです。
不思議の国のアリス症候群の原因としては以下が考えられるようです。
原因については未だに明確になっているわけではないそうです。あくまで上記は、原因と考えられるもの とのことです。
脳の空間処理をつかさどる部分へ異常が生じることで、症状が発生するそうです。
ちなみに私の場合は、 おそらく偏頭痛が原因だと思います。
片頭痛の発作が脳に機能的な変化をもたらし、空間処理をつかさどる頭頂葉、視覚認知をつかさどる後頭葉、そしてそれらの空間認知を総合する論理能力の関係に何らかの異常が生じているのではないかと考えられるという
また、偏頭痛が発生する前には、視界にギザギザの光が映ります。
これは閃輝暗点(せんきあんてん) という症状らしく、これが私にとっては偏頭痛の合図でした。
私は昔から偏頭痛持ちでした上に、発症当時は仕事でのストレスレベルも非常に高かったことが原因で上記のような異常が生じたのではと推測しています。
素人知識で調べた限りですと、一般的には不思議の国のアリス症候群は一時的なもので、自然に治癒してしまうことがほとんどのようです。ただし、脳腫瘍が原因の場合もあるそうなので、発症した際は一度病院に行くことをおすすめいたします。
※ちなみに私は、二度発症しましたがいずれも自然治癒いたしました。
ストレスを抱えていませんか?
ものの大きさや距離感がおかしく見えてしまう不思議の国のアリス症候群は、脳の空間処理をつかさどる機能に異常が発生して発症するものとのことでした。
私は人生で二度発症しましたが、そのいずれも「ストレスを強く感じているとき」でした。
もともと持っている偏頭痛+強度なストレスによって私は発症するとわかりましたので、不思議の国のアリス症候群を発症したときは「あぁ、今自分は疲れているんだな。これ以上は無理できないんだな。」と認識するようにしようと思います。
皆様も不思議の国のアリス症候群を発症してしまったときは、一度自身のストレスレベルにも目をやってみてください。
ちなみに精神科のお医者様からは「交感神経優位になっているから、副交感神経を高めなさい」と言われ、カモミールを勧められました。
これが結構効いたみたいで、それからアリス症候群は発症していません。
それでは、また次回の記事でお会いしましょ〜
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