こんにちは、
Fa1です。
クリエイター応援企画『名作を埋もらせない』の#1です。
皆様は、
「一風変わったライトノベルを読みたい」
「これからアニメ化するかもしれない作品を先に追いたい」
と思ったことはありませんか?
私に任せてください。めっちゃ面白い作品ご紹介いたします。
ということで今回は、やすんでこ先生の作品『人間狩り ──波ヶ丘高校の糸斬り子』の紹介です。
カクヨムにて連載されている小説作品になります。
それでは、紹介いってみましょう!
『人間狩り ──波ヶ丘高校の糸斬り子』
作者:やすんでこ
あらすじ
”人間(にんげん)狩りならぬ人間(じんかん)狩り"
ミステリー×SF×ローファンタジー
人が人を想うとき、《ソルジャー》には色付きの糸が人同士を結んでいるように視える。怒りの「赤ノ糸」、葛藤の「橙ノ糸」、好意の「紫ノ糸」など、感情ごとにその色が異なって視える。糸は刃物で簡単に切断することができる。
名門の波ヶ丘高校に入学した主人公の貴堂咲馬は、すべての感情の糸が視える《ビス・ソルジャー》である。ソルジャー部に入部した彼は、仲間とともに、近辺で頻発している無差別人間狩りの謎に迫っていく──。
現在全42話、連載中の作品です。(2021/1/17)
感想
人間狩りという文字をみた時、あなたは何と読みましたか?ほぼ100%の方が「にんげんがり」と読まれると思います。しかし、本作は違います。「じんかんがり」と読むのです。ちなみに私は初めて本作と出会った時は、人間を狩りまくるスプラッタ系のミステリ作品だと思っていました(笑)。
あらすじを読まれた方なら、既にお気付きかと思いますが・・・
この設定、超面白いです。
人が人を想うとき、《ソルジャー》には色付きの糸が人同士を結んでいるように視える。怒りの「赤ノ糸」、葛藤の「橙ノ糸」、好意の「紫ノ糸」など、感情ごとにその色が異なって視える。糸は刃物で簡単に切断することができる。
まさにこの部分なのですが、人と人とは糸で結ばれており、その色によってその人らの関係性が見えてくるという内容です。これが人間(じんかん)狩りというタイトルになっている由来ですね。この糸を切られてしまうと、その感情を失ってしまうのです。そのため、これらの糸をめぐって暗躍する者、守る者がいます。
細かい戦闘描写や、作り込まれた設定・世界観に引き込まれることを約束致します。ミステリ要素も含まれておりますので、深く内容について触れることはできませんが、
まずは『影のソルジャー2/2』までは読んでみてください。
どんな人におすすめ?
例えば下記のような方々にはハマるのでは?と思います。
- 深いストーリーを基盤としたアクション作品が好きな方
- 今までになかったような斬新な設定の作品が好きな方
既存作品のため、やすんでこ先生には失礼かもしれませんが、アニメ『PSYCHO-PASS』が好きな方にもおすすめできると思います。斬新で練られた設定感という点で共通点があると思います。
⚠️設定が似ているとか、そういう意味ではありません。
終わりに
繰り返しになりますが、本作品の魅力は斬新な設定と作り込まれた世界観にあります。いままでライトノベルに触れたことがないという方へも読みやすい作品だと思います。
連載中の作品ですので、一緒に追いかけましょう。是非ともご一読ください!
本ブログへのコメント・読者登録も、ぜひともよろしくお願いいたします。
それでは、次回の作品でお会いしましょう。
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